この町の行方。
- インデザ
- 4月2日
- 読了時間: 2分
エヌシー・グルメ・パーク・レビューの閲覧、いつもありがとうございます。
本日ご紹介するのは「カフェ・シャンブルドット」さん。当社から車で20分圏内のお店です。こちらのお店、2012年にオープンされているので、こういうスタイルのお店さんの中では中堅といいますか、このまま、長く営業されるのではないかしら?という安定感があります。
この町の行方なんていう仰々しいタイトルなのですが、ここ最近の「地方都市の下北沢化」に関して、やはり、このブログ(レビュー)を書くたびに、この町はどうなっていくのだろう?と思ってしまいます。
昔、ご当地・B級グルメブームが流行りました。発端は地方活性だったと思うのですが、これは県外から消費者をどれだけ呼び込めるか?がとても重要でした。この発想は今のインバウンド需要と同じ原理です。
では、「地方都市の下北沢化」は何が違うのかというと、それは消費者が県内・市内であるということ。わざわざ世田谷に行かなくても、それっぽいものが町内で味わえるということです。
多分、この方向性は当然であり正解なのだろうなあとも思うのです。
正直、ご当地・ B級グルメブームに、辟易していたというか、冷めていたというか、本来ルーツであるべき「郷土料理」とはあまりにも関係ないものが増えすぎていて、ただの飲食ビジネスだなあと薄々皆さんも感じていたのではないでしょうか?
ビジネスモデルの展開として昔から言われているのは東京で成立した業務形態は地方では失敗しやすいということ。地方で大活躍の飲食チェーンは大体東京以外の立地で成功してから展開することが多いです。
では、「地方都市の下北沢化」はどうかというと、それは精神性というかスタイルなんですね。ニュアンス。別に下北沢のカフェで修行していてもいいんですけれども、ハードではなくてソフトを持ってきているというのが大事なんだろうなあと思います。
「町の平坦化」。これは悪いことではなくて、生まれ育った町で生きていく、そして生涯を終えても東京とは全く遜色のない幸福感があるということ。比べる必要がなくなるということです。江戸時代の幕藩体制的な区分け。多分、日本は今後、こういうベクトルで進んでいくのだろうなあと思うのですが、とにかく、美味しいものが食べられるのは、いいことなのです!おしゃれ万歳なのです!





にしても、おしゃれがすごいなあと思うのです。ちなみにこのパフェ、2600円だそうです!家が立つ!
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